こんにちは
整体院エイト 院長の原です。
ふくらはぎが太くてお悩みの女性は多いのではないでしょうか?
今回は、ふくらはぎが太くなる原因について書いていきたいと思います。
ふくらはぎは脂肪がつきにくい?
ふくらはぎが太いというと、脂肪がついているせいかと思われがちですが、
実はふくらはぎはもともと脂肪がつきにくい部位なんですんね。
とはいっても他の部分に比べてということですから、全体的にぽっちゃりぎみの人は、
何とも言えませんが . . .
ですから、「脂肪がついて太い」というよりも、むくみのほうが多いと思います。
今回私がお話ししたいのは、骨のゆがみによってふくらはぎが太くなっている場合があるということです。
ふくらはぎが太くなる理由
膝から下には2本の骨があります。
脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)です。
腓骨の「腓」は、訓読みで「こむら」と読みます。
脚がつることを「こむら返り」といいますね。
「こむら」は、ふくらはぎの意味です。
脛骨は、下腿の中央付近にあります。
下にたどっていくと、内くるぶしで終わります。
そして、その脛骨の外側後方に腓骨があり、脛骨に沿うように下へ伸び外くるぶしで終わります。
脛骨が体を支えているのに対して、この腓骨は体を支えるためではなくバランスをとるために存在します。
そして、下腿の外側に存在しているので、下腿に対して外側に重心がかかっていると腓骨が外側にずれてきます。
また、外側にずれると同時に、下方にもずれてきます。
そうすると腓骨が横に飛び出るために、腓骨の上端、膝のすぐ下あたりが横に広がってしまい、
ふくらはぎが太くなってしまうんですね。
また、腓骨が外側にずれ下方にずれることで、内くるぶしに比べて外くるぶしのほうがかなり大きく見えます。
正常でも若干外くるぶしのほうが大きく見えるのですが、内くるぶしに比べて極端に外くるぶしが大きい場合は、
腓骨がずれていると思ってください。
腓骨が下がってくると足首にも影響を及ぼします。
腓骨が下がってくると足首にある距骨という外くるぶし)によって、
内側へ押される形になり距骨が内側にずれてきます。
すると足が内反の方向に曲がってきます。
内反というのは、足首を捻挫するときに足の甲が外側を向きますよね。
あの方向です。
足首が内反していると、常に外側に力がかかりますのでさらに腓骨が外にずれてきます。
また、捻挫もしやすくなり普通に歩いていても疲れを感じやすくなります。
さらに、外側の力が脚にかかり続けることでO脚にもなりやすくなってしまいます。
腓骨がずれていなくてもふくらはぎが太く見えてしまう
これまで、腓骨のずれによってふくらはぎが太くなってしまうことについて書いてきましたが、
実際にふくらはぎが太くなっていなくても太いように見えてしまうということもあります。
原因は、「脛骨」のねじれです。
膝下の骨が内側にねじれることによって、ふくらはぎが太くなったように見え脚がゆがんで見えてしまいます。
これは実際に試してみるとよくわかります。
脚を内股になるようにねじってみてください。
腓骨が横にせり出してきて、ふくらはぎの外側が広がっているように見えると思います。
また、この状態で脚全体を見ると、脚が曲がっているように見えてしまいます。
O脚になっている人は、こういったところからも余計に脚のゆがみが強調されてしまっている、
ということもあります。
腓骨ズレ改善方法
腓骨のズレをセルフで改善させる方法をお伝えしていきます。
まず、脚を伸ばして座った状態で、両手を使ってふくらはぎ上部を握ります。
次に、ふくらはぎを握ったまま足首をぐるぐる回します。
たったこれだけです。(笑)
簡単ですよね。
ただ、自分一人でやると無駄な力が入ってしまうので、どうしてもうまくできなかったり、
期待するような効果が得れなかったりするときは当院にご相談くださいね。
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