こんにちは
整体院エイト 院長の原です。
今日は、女性の方に多いお悩み、便秘の対策について書いていきたいと思います。
対策その1.水分をしっかりとる
水分をしっかりとる、というのが大前提です。
水分の摂取量が少ないと、どうしても便が硬くなりやすいです。
とはいっても、必要以上に無理をしてでも水を飲む必要はありません。
1日に何リットルも飲む健康法とかありますが、あれは少し飲みすぎです。
喉が渇いたら飲む、で十分です。
喉が渇いているのに、そのままにしておくようなことがないように注意していれば大丈夫だと思います。
対策その2.食物繊維をとる
1日にとる食物繊維の目標値というものがあります。
男性の場合19g以上、女性の場合17g以上です。
しかし、実際にどれだけ食物繊維を摂っているかというと、30代、40代などで13g程度でまったく足りていません。
必要な量の食物繊維を食事だけで摂ろうとすると、結構むずかしいです。
ちゃんと食物繊維を摂ろうと思ったら、サプリメントなどで補うのが現実的だと思います。
例えば、粉末タイプのものであれば、食事や飲み物などに入れておけば簡単に食物繊維を摂取することができます。
サプリメントなどを使用しないのであれば、今までの食事に少し意識して食物繊維の豊富な食材を使うようにしてください。
食物繊維には2種類あり、水に溶ける水溶性のものと水に溶けない不溶性のものがあります。
水溶性の食物繊維は、水を抱え込んで、便をやわらかくしてくれます。
また、不溶性の食物繊維は、腸のぜん動運動を高めてくれます。
それぞれ働きが違いますので、バランスよく摂ることが重要です。
水溶性が1に対して、不溶性が2、が理想です。
食物繊維が多く含まれている食材は、水溶性のものだと海藻類や果物などに多く、
不溶性のものだとごぼうや豆類などに多いです。
ただし、胃腸が弱い方が食物繊維を多く摂ると、胃腸に負担をかけてしまい、
逆に体調を崩してしまうこともありますので注意してくださいね。
対策その3.乳酸菌をとる
乳酸菌が腸の働きに効果があるのは有名ですが、なぜか乳酸菌というと、
植物性乳酸菌がどういうものかというと、読んで字のごとく植物が発酵することでできる乳酸菌のことです。
我々日本人には、動物性乳酸菌よりも植物性乳酸菌のほうが体に合っていますので、
どちらかといえば植物性乳酸菌のほうを意識して多く摂るようにしたほうがいいと思います。
では、どういう食材に植物性乳酸菌が含まれているかというと、味噌、ぬか漬け、醤油、などです。
ようするに、日本人が昔から口にしてきたもので、植物性乳酸菌のほうが我々日本人の体に合っている、
というのもうなずけると思います。
しかし、こうした昔ながらの日本食に含まれる発酵食品は、最近では食べられることが少なくなってきているのも事実です。
戦後、何でもかんでも欧米化することが正義のような風潮が続いていますが、
長い歴史の中で日本人の体は日本食が一番合うようにできているのです。
欧米の食事が入ってきてから日本人の寿命が延びていることも事実ですから、
日本食を基本にしながら少し洋食なども混ぜていくというのが一番だと思います。
その中で、古くからの日本の植物性の発酵食品をとるように意識していけばいいかと思います。
後は植物性乳酸菌の飲料や、サプリメントなどもありますのでそちらから摂るようにするというのも手です。
最後に
運動をすることも、便秘の解消に効果があります。
体を動かすことで、腸に刺激を与え腸が活発に働くようになります。
スポーツをやっている人には、便秘の人は少ないようで、一般の人に比べて、
腸の内容物が排便されるまでの時間が短いという調査結果もあります。
体の動かし方の中でも、特に便秘に有効なのが腰を捻る動きです。
便秘にお悩みの方が体操をする場合は、腰を捻る体操をすればいいということになります。
やり方は、まっすぐ立っている状態で上半身を左右に捻る動きを1分程度続けるようにします。
寝転んでやる場合は、仰向けに寝た状態で、膝を曲げて膝を立てるようにします。
そして、その膝を左右に倒すようにすることで、腰が左右に捻れます。
これも同じように、1分程度続ければ効果があります。
ただし、腰痛などの人は無理をしないように気をつけてください。
便秘は食事の問題も大きいですが、こういった運動不足による影響もかなり大きいのではないかと思います。
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