こんにちは
整体院エイト 院長の原です。
当院にも膝痛で来院されるお客さんが多いです。
その大半の方が、整形外科で手術を勧められ、どうしても手術をしたくないといった方が、
ご利用いただいております。
軟骨がすり減ったからといって、本当に手術が必要なのでしょうか?
今回は、そのことについて書いていきたいと思います。
変形性膝関節症とは
ひざ関節では、大腿骨と脛骨、膝蓋骨の表面で厚さ約6mm程度の軟骨が、骨の間のクッションの役目をしています。
変形性ひざ関節症では、この軟骨がすり減りひざに痛みが起こるといわれています。
軟骨がすり減る原因は加齢による軟骨の変化と、軟骨にかかる力学的な負荷ですが、
肥満やO脚の人にも、軟骨がすり減りやすくなったりします。
軟骨が減ると、その削りかすにより滑膜炎という炎症が起こってひざに痛みが出たり水がたまったりします。
ひざの水は、炎症で関節液が増えたものです。
炎症といっても、赤く膨れる炎症よりずっと軽いのですが、炎症が続くとさらに軟骨は傷んでいきます。
と同時に、骨棘と呼ばれる骨の出っ張りがひざ関節の骨の内側部分にでき、
これが周囲の組織を圧迫して痛みを発生させます。
さらにすり減って軟骨がなくなると、大きな骨棘ができて骨と骨の間のすきまがなくなってきます。
初期段階では、ひざのこわばりや動き始めにひざが痛む程度ですが、しだいに立ち上がりや階段の上り下りなどで、
ひざの曲げ伸ばしがつらくなります。
ひざが腫れたり、熱を持ったりすることもあります。
さらに進むと、関節の変形が外から見ても目立つようになります。
最終的には歩行や立ち上がりができなくなって、寝たきりになることもあるので進行をいかに抑えるかが重要です。
診察は、問診や触診で軟骨のすり減りによる骨の変形を確認し、現状を調べます。
触診では、ひざの内側のくぼみを押します。
ここがちょうど骨と骨の間の部分で、痛みが強い場合は軟骨が傷んでいると判断し、
変形性ひざ関節症の可能性が高いと言えるでしょう。
整形外科での治療は、炎症を抑えて痛みを和らげる消炎鎮痛薬を用いたり、ステロイドの注射をしたり、
潤滑成分であるヒアルロン酸を直接ひざに注射するなどになります。
重症な方で歩行困難など生活に大きな支障が現れている場合は、人工関節置換術などの手術を行っているようです。
この状態になるまでにしておきたいのが運動療法です。
要因の場合、片足立ちやスクワットなどをお客さんの症状に合わせて勧めています。
関節周辺の筋肉を鍛えることで、関節の動きを安定化し関節面の衝撃を和らげて痛みを軽減する目的です。
閉経後の女性に多いひざ痛の解消にも、とても効果的です。
歩かなければ筋力が低下し、ひざ痛はさらに悪化します。
歩行中は多少痛くても、家に帰れば痛みが治まるようなら15〜30分を目安に歩くことが進行防止にもつながります。
ひざのサポーターは、弱った筋力を補いO脚傾向が進んだ場合にひざの軟骨を守るように働くので、
歩行中に使用することをおすすめします。
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