こんにちは
整体院エイト 院長の原です。
人の体を見ていると、体のねじれ方にある一定の傾向があることに気づきます。
今回は、この体のねじれ方の傾向について書いていきます。
完全にねじれがない人はいない
肩こりや腰痛などの体の痛みを取っていくときに、体のねじれを解消することはとても重要です。
体というのは全体が連動していますから、一ヶ所だけがねじれて他はまったく問題ないということはありません。
ですから、一ヶ所ねじれているところを見つけたら、今度は関係している他の部分、また関係している他の部分、
というふうに順番にねじれを直していきます。
ここでひとつ断っておきますが、世の中にはまったく体がゆがんでいない、ねじれていない、という人はいないと思います。
どれだけ健康な人でも、ほんの少しはねじれています。
要は、そのねじれ方の度合いの問題です。
ねじれ方がきつかったり、ねじれたまま硬くなってしまって戻らなくなっていたりすると、体に問題が生じてくるわけです。
「体がねじれることで、体に不調が生じるのはわかるけれども、なぜ、健康な人まで体がねじれている必要があるのか?」
そういう疑問はもっともです。
何でそうなのかは、私にもわかりません。。
体にとっては、ほんの少しでもゆがんでいたほうが動かしやすいとか、なんらかの理由があるのかもしれません。
ただどんな人でも多少のゆがみはある、ということだけは事実です。
なぜかほとんどの人が同じねじれ方
体のねじれ方の傾向ですが、整体師をやっていると、ある程度のパターンがあることに気づきます。
ここの関節は右にねじれていて、ここの関節は左にねじれている、といったねじれ方のパターンです。
これは不思議なことにほとんどの人が同じねじれ方をしています。
80%以上、いやもっとかもしれません。
それぐらいたいていの人が同じ体のねじれ方をしています。
このほとんどの人が同じねじれ方をしている中で、違うねじれ方をしている人は、例えばスポーツをやっていたり、
仕事で普段の体の使い方とは違う特殊な体の使い方をしていたりする人が多いです。
ですから、ごく一般的な普通の生活を送っている人たちは、ほぼみなさん同じような体のねじれ方をしている、
と思っていただいていいと思います。
なぜほとんどの人が同じねじれ方をしているのか、それはおそらく右利きの人が多いからではないかと思っていました。
でもいろいろな人に聞いてみると、どうやら左利きの人でも同じようなねじれ方をしてるのです。
ですので、なぜほとんどの人が同じねじれ方をしているのか、ちょっと私にもわかりません。
それぞれの部分のねじれ方
まず、膝から . . .
右の下腿は、外向きにねじれ、左の下腿は、内向きにねじれています。
この状態で、膝を曲げる動作や、立ち上がる動作をすると、膝が左側に動きます。
よくスポーツなどをやっていて、右膝が内に入る人がいると思います。
そういう人はこのねじれのせいです。
O脚の人の場合などは両膝とも内側にねじれていたりしますが、左右の膝で比較すると、
両膝ともねじれながらも上記のような傾向があります。
次に股関節です。
股関節は膝とは逆で、左が外向きにねじれ、右が内向きにねじれています。
あぐらをかくように、両膝を開いてみると、左脚の方が開きやすいと思います。
ご家族の方などにやってみてもらったら、この傾向の方が多いと思います。
これも膝の場合と同じで、左右両方とも内股、外股になっている人でも、左右で比較してみると上記の傾向があります。
次は骨盤です。
骨盤はまた逆で、右にねじれています。
うつぶせに寝てみるとよくわかります。
右のお尻のほうが左に比べて高くなっていると思います。
この骨盤から下部の胸椎あたりぐらいまで同じように右にねじれています。
肋骨の一番下あたりを見てみると、左側の方が前に飛び出していると思います。
その次に、胸椎から首にかけては左にねじれています。
右利きの人は、右腕を前に出すことが多いのでこういうふうにねじれていると思ったのですが、
左利きの人も同じようにねじれているのでどうやら違ったようです。
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